FLVレビュー
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藤原 陽祐
画質・音質ともに明確な優位性を示すFLV

オーディオ・ビジュアル評論家
藤原 陽祐
昨今、4K/HDR、ドルビー・アトモス音声で配信される良質な作品が増えていることもあり、我が家でもApple TV 4Kの活躍の場が拡がりつつある。ここで1つ悩ましいのが、Apple TV 4KのHDMI出力が1系統に限られることだ。当然ながら、AVアンプ経由でプロジェクター/テレビへの接続が強いられるわけで、HDMIケーブルも2本、必要になる。
理想を言えば、レーザーケーブル、LS3を2本用意するのがベストかもしれない。ただ我が家の場合、Apple TV 4KとAVプリアンプ(Altitude 16/トリノフ・オーディオ)の距離は1m前後で、ここにLS3を使うのはやや気が引ける。
熟慮の末に選んだのが、カッパーケーブルとして8K 48Gbps対応を果たしたFLV(1.5m)だ。OFC高度結晶無酸素銅(5N)に純銀をコーティングした導体を用いたモデルで、形状はフラットタイプ。コネクター内部には高周波領域までノイズを吸収する素材、パルシャットMUを組み込み、「カッパーでは8Kの3m以上の伝送は難しいだろう」と言われていた業界の常識を打ち破り、最長5mの製品化に成功している
このFLVが予想通り、いや期待値を大きく越える実力を見せつけた。深いコントラストと、生々しい色使いが際立ち、とにかく細部の見通しがいい。さらに中低域の充実した筋肉質のサウンドも実に魅力的で、オーディオ用としてもう1本、欲しくなるくらいのパフォーマンスだ。画質と音質の両面で、明確な優位性をアピールする貴重なHDMIケーブルと断言できる。
オーディオ・ビジュアル評論家
藤原 陽祐
