LS3レビュー

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藤原 陽祐

“キレイ”を超えたLS3

オーディオ・ビジュアル評論家

藤原 陽祐

8K/HDR表示が可能なプロジェクター、DLA-V900R(ビクター)の導入に合わせて、HDMIケーブルも変更した。きっかけは8Kチューナー、8S-C00AW1 +対応HDD、8R-C80A1(いずれもシャープ)で録り溜めていた8K番組の鑑賞。

この組み合わせでは4Kダウンコンで出力し、V900Rで再度、8K変換することになるが、輪郭の品位、微小信号の描写、細部の色付きと、元が8K映像であることの優位性は明らかだ。その再現性を目の当たりにし「さらに上の世界があるに違いない」と確信し、HDMIケーブルも見直したくなったというわけだ。

いくつかの候補はあったが、最終的に選んだのは、以前HiViで取材し、その潜在能力の高さを確認していたレーザーケーブル、LS3(12m)だ。光/電気変換素子、石英光ファイバーと、AIM電子が持てる技術を集結し、完成させた最高峰のモデルで、伝送能力としても8K 48Gbpsをサポートしている。

「2001年宇宙の旅」「マイ・フェア・レディ」「ウエスト・サイド物語」「ニューイヤーコンサート」「ラグビーワールドカップ2019」「即位礼正殿の儀」と、立て続けに視聴したが、目の前に表れる映像の何と生々しいことか。“キレイ”という次元を越えて、本物っぽさというか、迫真性というか、まさに現実のその場に引き込まれるような吸引力を感じさせるのである。HDMIケーブル1本でここまで変わってしまうとは―――。驚いた。

オーディオ・ビジュアル評論家

藤原 陽祐

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